庭を15年作ってきたけれど、木の剪定方法が分からないままでした。
プロにサポートしてもらって庭をリセットすることになり、剪定のコツも教えてもらいました。
正しい剪定のポイント
- こまめな剪定は不要
- 形が変わるような剪定はしない
- 剪定するときには分岐の根元から
ひとつずつ説明していきます
こまめな剪定は不要
以前の価値観
- 木は植えるのは簡単でも、メンテナンスが大変
- かわいい花が咲く木や、果物の木は虫がたくさんつくから大変
- 大きくなったら剪定できなくなるから大変
↓
新しい価値観
- 大きくなった木は木陰を作ってくれたり、家を守ってくれたりもする
- ある程度大きくなってもいいと思うと、こまめな剪定は必要ない
- 剪定や農薬をしなければ害のある虫はこない(虫がいたとしても害のないもの)
敷地の広さにもよると思いますがある程度大きくなってもいい場合は、こまめな剪定はいりません。
樹形は自然といい形に向かっているのに、人間が良かれと手を加えすぎることで崩れていくからです。
形が変わるような剪定はしない
ザクザク切ることは木にとって大手術と同じ。
以前、姫リンゴの木が強剪定で枯れました。
2本あったハナミズキの一本が虫にやられたのも、剪定のし過ぎと消毒のし過ぎによるものでした。
剪定するときには分岐の根元から
剪定の基本は枝の途中で切らないことだそうです。
わたしは枝の途中で切りまくっていたので、モッコウバラがめちゃくちゃな形に分岐しました💦
枝は切ったところから分岐していくので、切るときには幹の分岐点まで戻ってカットします。
新しく植えた木の剪定はいつやる?
先日植えた木は2年間あ剪定しなくていいと言われています。
毎日水やりをして、根が育てていきます。
ただしパールアカシアだけは成長速度が速いため、1年後に今のサイズに戻すとも言われています。
カットする際にはまた記事にしようと思います。
剪定したかしていないか分からない程度が程よい
剪定しました!と分かるようなカットは木に負担がかかるため、一見切ったのか切ってないのか言われないと分からないくらいの剪定が望ましいのだそう。
写真はノムラモミジの剪定before&afterです。
木にも草にも人の価値観のきれいを押しつけず、共存するための美しさを考えて重ねていきたいと思います。