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家づくり

ミサワホームのM-Woodのメリットデメリット!手入れ方法は?ワックス不要は本当?

わが家はM-Woodというリサイクル素材をあちこちに使用しています。

無垢素材を選ばなかった理由とM-Woodのメリットとデメリット、手入れ方法について書きます。

M-Woodとは

針葉樹の端材やノコギリくずなど、今まで捨てられていた部分をパウダー状にし、樹脂と配合することで誕生したリサイクル素材です。

ミサワホームでは、省資源、木の代替材の開発、そしてリサイクルという3つのテーマのもと、工場で生産できる新しい素材「M-Wood」を開発しました。

木を製材するときに出る端材などを再利用してつくられ、色合いも肌ざわりも木そのものという画期的な素材です。

そのうえ耐久性、耐水性など、天然木の苦手部分を克服し、高品質と高性能を実現しました。

加工性にすぐれ、屋内のドア枠やサッシ枠、化粧巾木以外にも、階段手すりやトイレのL字バー連続仕上げなど、木では難しい曲線的なデザインも可能。

ほかにも、JR寝台特急列車「サンライズエクスプレス」の車両内装に採用されるなど、さまざまな分野で活用されています。

M-Woodスクショ

AMENITY[M-Wood/M-Wood2]|テクノロジー(木質系住宅)|ミサワホーム引用

捨てられていたものが活用されて生まれ変わり、性能が良いなんてすごい技術ですね。

M-Woodのデメリット

デメリットもあります。

新築の匂い=木の香りというイメージがありませんか。M-Woodを使用して建てた家は、木の香りがしません。

裸足で歩くとひんやりします。

夏はいいけれど、冬の床は冷たく感じます。

無垢は見た目にも、触れた感じでも温かみがありますね。

傷にも汚れにも強いM-Woodですが、大きな傷は隠しにくいです。

M-Wood窪み

無垢なら傷ついた場所をやすりで削ったり、色を塗りこんだりしてぼかせますが、M-Woodは修繕しても見る方向を変えると分かります。

傷には強いけれど、目立つ傷がついちゃった場合は厄介です。

M-Woodのメリット

メリットはメンテナンスがラクなことです。

ワックスが不要です。

十年経ちましたが、床の色に変化はありません。

入居時ミサワホームから「窓のそばは、多少色落ちするかもしれません」と言われたのですが…

M-Wood

今のところ変化ありません。

M-Wood製品の色選び

色はチェリー・ヒノキ・ウォールナット・クリーミーホワイトの四色があります。

部屋全体に明るい印象を与えるチェリー、さりげない高級感を漂わせるヒノキ、落ち着きと風格のあるウォールナット、モダンな印象のクリーミーホワイトの4色をご用意。

空間を引き締める廻り縁や天井材などの造作材から、内部ドア、枠材などの建具のほか、家具まで、さまざまなアイテムをラインアップ。

すみずみまでトータル・カラーコーディネイトできます。

M-Wood製品の色選び

M-Woodインテリア|ミサワリフォーム(リフォーム)引用

落ち着いた雰囲気のウォールナットを選びました。

部屋全体が暗くなるのでは?という心配がありましたが、家具に白を多く選択したこともあり暗いとは感じていません。

リビング

埃はちょっと目立ちます。

特に冬は毛の長いカーペットを敷いているので、毛がふわふわしています。

なるべくこまめに掃除機をかけるようにしていますが、さぼるとふわふわした埃が踊っています。妖精が住んでいるのだと思うようにしています。

白い床材を選択した知人宅は埃は目立たないけれど、落ちた髪の毛が目立つと言っていました。

お手入れ方法

繰り返しますが、M-Woodはワックス不要です。

木の質感はあるけれど、水や湿気に強く季節が変わってもいつでも同じ状態を保てます。汚れてもサッと拭けばOK。

今までシミが出来たり変形したりしたことはありません。

傷をつけてしまったときの補修方法は無垢材と同じで、補修剤(家庭用補修キット、床用クレヨン)などを塗る。

はみ出した部分はティッシュペーパーなどで拭き取る。

それでも目立つ場合は、傷の部分だけにサンドペーパー(400番くらい)を軽くかけた後に補修剤を塗って仕上げると目立たなくなります(ミサワホームのメンテナンスブックより)。

ワックスは「もしも間違えて塗ってしまったら、定期的に塗ることになります」と言われたので、入居後一度も塗っていません。これからも塗りません。

普段は掃除機またはクイックルワイパー。

時々、固く絞った濡れ雑巾で拭いています。

床材の選び方

無垢材を選択して手入れも楽しめる生活、素敵だなぁと心から思います。

子育てで忙しかった時代はこの床材にしてよかったなぁと感じていましたが、最近は自然素材への憧れが強くなってきました。

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