わが家はM-Woodというリサイクル素材を使用しています。
M-Woodのメリットとデメリット、手入れ方法について書きます。
M-Woodとは
針葉樹の端材やノコギリくずなど、今まで捨てられていた部分をパウダー状にし、樹脂と配合することで誕生したリサイクル素材です。
ミサワホームでは、省資源、木の代替材の開発、そしてリサイクルという3つのテーマのもと、工場で生産できる新しい素材「M-Wood」を開発しました。
木を製材するときに出る端材などを再利用してつくられ、色合いも肌ざわりも木そのものという画期的な素材です。
そのうえ耐久性、耐水性など、天然木の苦手部分を克服し、高品質と高性能を実現しました。
捨てられていたものが活用されて生まれ変わったこと、性能が良い部分にも惹かれました。
M-Woodのデメリット
デメリットは木の香りがありませんか。
裸足で歩くとひんやりします。
無垢は見た目にも、触れた感じでも温かみがありますが、M-Woodの床はひんやりしていて冬は特に冷たさを感じます。
傷に強いM-Woodですが、大きな傷は隠しにくく、修繕しても見る方向を変えると分かります。
M-Woodのメリット
メリットはワックスが不要なこと。
「窓のそばは、多少色落ちするかもしれません」と言われていたのですが15年経っても変化はありません。
M-Wood製品の色選び
チェリー・ヒノキ・ウォールナット・クリーミーホワイトの4色から、わが家はウォールナットを選びました。
部屋全体が暗くなるのでは?という心配がありましたが、壁は真っ白なので暗くはなりませんでした。
ただ、埃はちょっと目立ちます。
特に冬は毛の長いカーペットを敷いているので、毛がふわふわしています。
掃除をさぼるとふわふわした埃が踊っていますが、妖精が住んでいると思うようにしています笑。
白い床材を選択した知人宅は埃は目立たないけれど、髪の毛が目立つと言っていました。
どれも一長一短ですね。
お手入れ方法
ワックス不要なので、汚れたらサッと拭けばOK。シミが出来たり変形したりもありません。
逆に「ワックスをもし塗ってしまったら、定期的に塗ることになります」とも言われました。ので、
傷をつけてしまったときの補修方法は無垢材と同じで、補修剤(家庭用補修キット、床用クレヨン)などを塗る。
はみ出した部分はティッシュペーパーなどで拭き取る。
それでも目立つ場合は、傷の部分だけにサンドペーパー(400番くらい)を軽くかけた後に補修剤を塗って仕上げると目立たなくなります。
普段は掃除機またはクイックルワイパー。時々、固く絞った濡れ雑巾で拭いています。
床材の選び方
無垢材を選択して手入れを楽しむ生活、素敵だなぁと思います。
忙しかった時代はこの床材にしてよかったなぁと感じていましたが、ゆとりができた最近は自然素材への憧れが強くなっています。