見えないからこそ地盤って不安…。
子どもの頃に住んでいた土地は水はけの悪い場所で、台風が来るたび床下浸水していました。
地盤サポートマップ(地盤調査・解析実績100万棟感謝キャンペーン 第4弾 気になる土地を調べてみよう)で調べたところ、その当時住んでいた場所はやはり弱い地盤&低い土地でした。
その地区に住む幼なじみが、実家の敷地内に家を建てたのですが、杭が長すぎて地盤補強に300万円かかったと言っていました。
二世帯住宅を考えていたときに実家の地盤調査もしたのですが、強固な土地で地盤補強なしで建てられると言われました。

スウェーデン式サウンディング試験
地盤調査の方法は色々あるのですが、スウェーデン式サウンディング試験を行いました。
スクリューポイントを漬けた重機で、土の中にロッドを入れて深さを測ります。

調査報告書の現場写真
同じ敷地でも、場所がズレると地盤が変わることもあるそうで5点で計測しました。
地盤調査報告書
地盤調査報告書には、
- 敷地・地盤調査概要
- 調査地
- 調査地の地形図・地質図
- 敷地調査結果
- 測定点位置図
- 測点一覧
- スウェーデン式サウンディング試験結果
- 測定断面図
- 沈下に関する検討
- 基礎工法の選定
- 現場写真
などが載っています。
報告書を元に説明してもらい、地盤補強の仕方・金額などを提示されました。
柱状改良工法で平屋の地盤改良、値段
地盤調査の結果、柱状改良工法が行われることになりました。
直径600㎜、深さ3.5mのコンクリートの柱が39箇所で100万。
布基礎で大丈夫なのか
良い地盤ではないものの、すごく悪くもないことが分かりました。
水脈が浅いところにあるけれど、雨期になっても水脈の高さが大きく変化するわけではないことも分かりました。
ベタ基礎が主流になりつつある今、布基礎をすると聞いて不安になり急遽勉強会を開いてもらったときのメモです。
- 建物の重さの比重が左右や前後で違うとバランスが悪くなり、基礎が重くなる
- 地盤が柔らかめで歪みやすいので、コンクリートにひびが入る確率が高まる
- コンクリートの面で支えるよりも布基礎のように点で支えるほうが、左右の比重が違っているときにも沈まない
- コンクリートが少ないと水分の蒸発が少なく、建物への影響が少ない
蔵を設計に加えた分、片側だけ天井が高いのでバランスが傾くのですが、柔らかい土地で支えるためにはベタ基礎よりも布基礎の方が良いそう。
ミニチュアの家で実験もしてもらいました。
実際に聞いて見たことで、安心できたので布基礎に決定しました。