わが家の土地は75坪です。
広すぎても活用しきれないし、狭すぎても不便ですよね。
住んでみて感じる土地の広さの感覚と、理想の土地の広さについて考えてみたいと思います。
読んでほしい人
- これから一戸建てを建てる予定の人
- いつか平屋に住みたいと思っている人
Contents
平屋を建てるときの理想の広さ
理想の広さで検索すると、いくつもの記事に「50坪」という数字が出てきます。
平屋を建てるための土地は、延床面積83m2(約25坪)程度の家の場合、建ぺい率50%の地域で166m2(約50坪)以上の広さが必要。
参考:魅力的な平屋で暮らしたい! 建築費の目安と注意点を教えて
4LDK(27坪~28坪くらい)の場合、敷地として必要な面積は、駐車場2台と多少の庭先を考えて50坪位~55坪位は欲しいかと思います。
延床面積や車の台数、庭で畑をやるかどうかなど、暮らしによって「この広さがあったら理想」と一概には言い切れませんが、確かに50坪あったら色々なことが程よく叶えられるのではと感じます。
土地の広さ
わが家は、50坪の土地を探していました。
一度も見つかりませんでしたが笑。
「値段・立地・広さ」の中で広さが一番難しかったです。
便利な立地なら狭い土地で、駐車場をギリギリ作れるかどうかだっだし、安くて広ーいは家を何軒建てますか?というくらい広すぎたり…。

購入した土地は市街化調整区域でした。
一般的に売られている土地と違って、買える人が制限されているために安く手に入りやすいものの、田んぼや畑などの農地を宅地にするために100坪前後になる場合が多いです。
わが家と同期のご近所はどこも100坪超え。
広い土地も候補に挙がったのですが、「100坪って、そんなに広くてどうするの?」と迷いました。
実際に、周囲の家は土地を持て余してしているお宅がいっぱいです。
そんなときに出会った75坪の土地。
理想としていた50坪より広いけれど、どうにかなる広さかも…と感じて購入しました。
75坪の土地に家を建てたデメリット
75坪の土地を買ったデメリットです。
整備にコストがかかった
土地代と建物本体以外に、土地に関する出費が必要でした。
- 土留め+周囲を囲むブロック塀やフェンス代)30万円。
- 橋設置に30万円+土留め&ブロック塀に100万円。
家の周りに敷いた砂利、庭の植木代、土代、肥料代、花壇代などなど…。

草を抜くのが大変
家の中の整理で必死で、庭にかける体力も時間もなくて、気づいたら草がボーボーでした。
今では草と共生する庭作りをしていますが、当時は草と戦っていたので毎度ヘトヘトに…。
もっと早く循環する庭作りに出逢えていればと感じます。
税金が高い
一般的には広い土地や大きな家には、それなりの税金がかかります。
広い土地のメリット
土地が広くてよかったなぁと思っている点について。
好きな家が建てられる
実家を二世帯にしようと設計しているときには、土地をどう使うかに頭を悩ませました。
高さや建ぺい率など、建てる場所や広さによって色々な制限があるのですよね。
削らなければいけない部分も多いし、車はなんとか2台分。庭はほぼなくなる予定でした。
広い土地だからこそ、二階建てでは土地が残ってしまうから平屋にしよう…と思えました。
庭や畑を作れる
最初は余裕がなくて、小さな畑さえおっくうでしたが、コロナで外出しにくい時期を経て、庭の有難さを心から感じました。
自分で育てた野菜を食べられる喜びに、今では感謝しています。
隣近所を気にしなくてもいい
以前は住宅地の中に建つ簡素な平屋に暮らしていたので、周囲からの笑い声やケンカの声が筒抜けでした。
今の土地は周囲に自然が多く、隣近所との感覚は空いていてストレスはかなり少ないです。
まとめ
少し前までは、やっぱりもう少し減らしたいなぁと感じていたのですが、循環する庭ができてきて50坪くらいもいいけれど75坪もかなりいいなと感じるようになりました。
年老いた先の庭木の手入れや草が心配だったのですが、今は大丈夫と思えるように。
なので、理想サイズの土地に出逢えたのかなと思っています。