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循環する庭作り

雑草の草刈りポイントは成長点だった

グランドカバーにクローバーを育てて3か月。

実はクローバーの元気が急激になくなってしまったんです💦

失敗から学んだこと、それは刈り取る高さが大事だったということです。

育てたい草が育たない!?

暑さで草の勢いが素晴らしく、1~2週間に一度の草刈りを行っていました。

草刈り機

草刈りのあとはすっきりするのですが、すぐにモサモサと草が生えます。

なんだかクローバー以外の草の勢いがすごい…💦

草刈りの大事なポイントは成長点

クローバーの勢いがなくなってしまってから、ようやく気がつきました。

草刈りの大事なポイントは成長点でした。

成長点

(左)クローバーの成長点は茎の上部にあり、茂ってきたイネ科の草の成長点は茎の下部にあります。

地面ギリギリに草刈りをすると元気になるのは…

イネ科植物だ~~~💦

風の草刈り

クローバーを元気にしたいなら、地上10~15㎝の場所で草を刈るのがいいとのこと。

風に揺れる高さということから「風の草刈り」と呼ばれています。

草が風で揺れる高さで刈る

草を生やせばその後の管理も大変である。伸ばし続ければ当然ミカンの生育に影響が出るし、敷地が広ければその手間も膨大である。

そこですすめられるのが「風の草刈り」だ。

草は風のエネルギーに従順なので、風のエネルギーのかけ方と方向を真似ることで、草がおとなしくなる。逆に地際で刈れば、草は反発するように勢いよく伸びようとし、強根を出す。

具体的には草が風で揺れる場所・曲がる場所で刈る。いわゆる「高刈り・撫で刈り」にする。

引用:現代農業【大地の再生】草を味方にする風の草刈り

「風の草刈り」について、大地の再生プロジェクトに参加している友人から聞いてはいたのですが、頭で理解したつもりで腹落ちしていませんでした。

きれいにしたいという気持ちから、迷わずすっきりカットを選んでいました…。

イネ科植物を減らす理由

クローバーにこだわらず、雑草なんでもいいのでは?と思ったりもしますが、イネ科植物が多すぎるとカメムシなどが大量発生しやすい環境になります。

クローバーなどの広葉雑草(クローバー、タンポポ、ホトケノザなど)が増えることで、カメムシを好物とするカエルやクモなどの生物が過ごしやすくなり、生態系のバランスが整っていきます。

草刈りにつかうもの

わたしはマキタ芝刈り機を使っています。

ナイロンコードにも意味があり、強風で風が折れるときと似た状態をつくりだせるそうです。

手で刈るときにおすすめなのはノコギリ鎌。

使うものによって切り口が変わり、きれいに切れるよりも荒い切り口になることで葉の再生が遅れることが伸びをゆるやかにするメリットへつながるって面白いと思いませんか。

まとめ

庭のリセットをサポートしてくれた植物のプロが言っていたことです。

木の剪定は切る前と切った後の変化がわからない程度にするのがポイント。

一度に切りすぎず、木の成長を見守りながら必要な部分だけを切る。

まさに、木だけでなくグランドカバー育てにも通じることだったのだなぁと腑に落ちました。

 

伸びきってから一度に短く切るのをやめて、伸びてきたらちょこっと刈る、を繰り返してみます!

風の草刈りを取り入れて、イネ科植物やクローバーの育ちがどんなふうに変わっていくのか楽しみです。

2024.7月の庭

短くすっきりな今までの草刈り

草刈り後

長さを残した風の草刈りへ

早くきれいに…と慌てず、ゆっくり育てていきます
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