味噌を手作りし始めたら、市販のお味噌では満足できなくなってしまいました。
できれば1年中、手作り味噌を食したい。
家族3人の場合、何キロあれば足りるのかな?
何度かに分けて仕込む
わが家の場合は夕飯時にお味噌汁を飲んでいます。週に5~6日飲んでいて、1年で必要な味噌の量は12~13㎏でした。
ちなみに味噌汁の味は少し薄めだと思います。
4人家族の友人は15㎏くらい必要かも言っていましたが、朝が和食か洋食かにもよるし、毎日のみそ汁率がどれくらいかによっても違います。
下記の記事では1人の一年分の味噌量は6㎏だそうなのです。
10㎏越えの量を一度に仕込むのは大変なので、何度かに分けて仕込んでいます。
初めて作るときには2㎏~4㎏で試すのがおすすめです。
7kg分の手作りキットを注文してみた
量が多くなると、材料を準備するのも大変なので、手作りキットなるものを初めて注文してみました。
樽の中に入っていたもの
- 大豆(新潟県産あやこがね)1.8kg
- 米麹(新潟県産コシヒカリ米使用)2.0kg
- 塩(赤穂の天塩)850g
- 種味噌(大豆・米・塩)約200g
材料も選別したものをまとめて送ってもらえるので安心です。
そして樽と蓋がセットなので、こちらもわざわざ準備することがなくて楽々。
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味噌の作り方の解説つきでした。
フードプロセッサーを使うと楽ちん
- 大豆を水で洗って一晩水につけておく(大豆は約2倍に膨らむので大き目の鍋やボールに分けて)
- 一晩つけた豆を何度か水を替えて洗う
- 大きな鍋2~3つに分けて大豆の3倍の水を入れて火にかける(最初は強火→沸騰したら弱火)
- 弱火でコトコト4~5時間煮る(水が足りなくなったら足しながら)※圧力鍋があるとさらに時短
- 大豆を指でつぶせる固さになったら、煮汁を残しながらざるに取る(味噌の固さ調整にも使うし、料理にも使える)
- 少し冷めたら大豆をつぶす(フードプロセッサーを使うと時短になる)
- 大きなビニール袋にまずは米麴と塩を入れて混ぜる
- つぶした大豆も加えて、残したゆで汁で固さを調整する(耳たぶの柔らかさ)
- 途中で種味噌も加えて、全体がまんべんなく混ざるようにする
- 混ざったら味噌玉を作る
- 樽は洗ってからお酒を染み込ませたキッチンペーパーで拭いて乾燥させておく
- 樽の中に味噌玉を投げるように入れると空気が入りにくい
- 時々上から体重をかけて押す
- 最後は表面を平らにならして、塩を振りかける
- 空気が入らないようにラップをして、重しをして蓋をする
- 日が当たらない部屋に置く(冷蔵庫は発酵が進まないからダメ)
- 6~7月くらいに一度覗いて、もしもカビがあったらきれいに取り天地返し(樽の中をかき混ぜる)をする
- 秋になったら食べられますが、一年くらい寝かせたほうが美味しいです
メモ
- 大豆が上手に煮ることができなくても、後でつぶすので大丈夫
- 大豆のゆで汁はみそ汁の出汁にしたり、煮物の出汁にも使えます
味噌の完成
冬になっていざ開封。
縁にカビが少しできています。
これは美味しくないので取ります。
使いやすいように小さな容器に詰め替えて使っています。
味噌作りシーズンは決まってる?
味噌つくりに適した時期は1月から5月。
寒い時期に作る味噌は熟成期間が長いので、色の濃い深みのある味噌になり、3月~5月に仕込むと熟成期間が短くなり色のきれいなお味噌ができるそうです。