庭でインカのめざめやインカのひとみが育つの?とびっくりされるのですが、育ちます。
元々小ぶりなので収穫量は普通のじゃがいもよりも落ちますが、美味しいです。
育て方は特別難しくはありません。
毎年試行錯誤しながら育ててみた結果、芽出しをしたほうが早く育つと感じるのですが、その時期が今です。
読んでほしい人
- インカのひとみやインカのめざめが食べてみたい
- 畑に何を植えようか迷っている
- なるべく手がかからない野菜が植えたい
- ちょっと変わった野菜を育ててみたい
インカのめざめとひとみの種イモの芽出し
1か月ほど陽当たりのよい場所に置いて、芽出しをします。
芽出しのメリット
- 植えつけ時、芽の位置がよく分かる
- 成長が早い
- 元気に育ちやすい
昨年までは日中は外に出して、夕方は玄関に入れることを1か月続けていたのですが今年は窓辺に置いています。
カーテンにジャガイモの土がついてしまうので椅子を置いています。
植えつけ時期
霜が降りなくなった2月下旬から3月上旬が目安です。
ホームセンターのかたには最近は暖冬だから早めに植えても大丈夫だよと言われました。
土づくり
以前は腐葉土と化成肥料と堆肥を入れて土づくりをしていたのですが、自然農法を取り入れるようになり、毎日出る生ごみをフードプロセッサーで粉砕して畑に埋めています。
雑草は抜いたら野菜や植物のそばに置くだけ。
それでも植物は育つと知ったので、なるべく農薬や化学肥料を使わずに安心して食べられる野菜を作りたいと思っています。
雑草を抜いて、生ごみと撹拌させた土をスコップで耕しました。
植えつけ方法
インカシリーズは小さいので、切らずにそのまま植えても大丈夫です。
もしも種イモが大きい場合は、カットして切り口に灰をつけます。
10㎝程度の溝を掘って、20㎝ほど離しながら種イモを並べていきます。
土をかぶせたら植えつけ終了です。
2020年4月の畑の様子です。
左からニンニク、ネギ、ジャガイモ、玉ねぎ、春菊、ブロッコリー、スイスチャードにビーツが植えてあります。
5月の様子です。葉が茂って倒れ始めています。
インカのめざめとインカのひとみは花が咲かないか、咲いても少ないことが多いです。
花が咲かなくても実がなりますのでご安心ください。
5月下旬~6月上旬に収穫です。
左の皮が赤いものがインカのひとみで、右がインカのめざめです。
インカレシピ
シンプルに焼いて食べる
ふかすだけでも美味しいのですが、皮がパリッとするとさらに美味しいです。
- レンジで熱を軽く加えてから
- 少量の油を敷いたフライパンでカリっとさせる
- 塩コショウ、バターをのせる
10分もかからずできちゃうけれど、芋が美味しいからこの一品が食卓に乗っているとうれしいです。
インカのめざめニョッキ
少し手がかかるけれど、ニョッキにすると美味しいです。
材料
- ジャガイモ 100g
- 小麦粉 50g
- 塩 小さじ一杯
ジャガイモ:小麦粉は2:1
- ジャガイモは洗って茹でる
- インカのめざめは皮付きのままでも食べられるけれど、今回はニョッキなので剥きます(茹で上がったらキッチンペーパーでくるんで皮を剥くと、するりと取れます)
- ジャガイモ、小麦粉、塩を一緒にフードプロセッサーに入れて回転させる
- まとまってきたら取り出して伸ばし、棒状にして包丁で切り、丸める
- フォークで潰して成形完了
- たっぷりのお湯に塩を入れて茹でる
- お好みのソースをかける
ソースは市販のものを使うときもありますが、このときは手作りバジルソースを添えて食べました。
ニョッキ作りのポイント
- ベタベタを防ぐため、打ち粉をするのを忘れない
- 茹で時間は約2分でプカッと浮かんだらすぐに引き上げる
インカはねっとりしていて、甘みが強いのでニョッキに合っているのかもしれません。
バジルソースを作った後にニョッキを作ると、バジル入りニョッキになるけれど問題なし。フープロを洗う回数が一回になり楽チンでーす。
インカのチーズ焼き
簡単で美味しいメニューです。
- 洗ったインカは茹でるかラップでチンしてある程度熱を通す
- 野菜(キノコやおくらなど冷蔵庫にあるもの)を食べやすい大きさに切る
- 耐熱皿に入れてチーズをのせる
- オーブンで焼く
おつまみに最高です♪
種イモの循環
今年の種イモは昨年収穫したものを少量残して、冷蔵庫の野菜室に入れて保存していたものです。
収穫したものを種イモにするのは病気になりやすいとか、説が色々ありますが、とりあえず試してみたいなと。
収穫できるのか、収穫量の違いについても芽出し調査と一緒に後ほどレポートしますね!
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収穫できましたが、いつもより少なかったです。