コキアが真っ赤に色付いたので収穫しました。
通常は枯れてからほうきを作ることが多いと思いますが、わたしは色のきれいな時期に作っています。
コキアが赤いうちに作ったほうがいい理由
- かわいい
- 固くなると作業が大変
- 枯れてからだと種がたくさん落ちる
単純に赤いほうきがかわいいこと。
色の変化とともに固くなっていくので、少しでも色が残っているほうが作業がしやすいこと。
コキアは一本で無数の種ができるため、作業しながら種を落とすと翌年すごいことになります。
一本しか育てていなくて種取りがしたい場合は、枯れてからがおすすめですが、わが家のように何本も育てている場合はほうき用と種取り用にわけるほうが身の安全のためです(笑)
コキアのほうきの作り方
もちろんただ紐で縛るだけでもかわいいのですが、いくつかコツや方法があるのでご紹介します。
大きなほうきの作りかた
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1枝分けする
大きなコキアの場合は、そのままほうきにできないので、枝を手でポキッと折って長さを揃えます。
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2種や汚れを取る
軍手をはめた手やクシを使って、種(になりかけているもの)や汚れをこそげ取ります。
ちなみにわたしは室内用はちょっと頑張って取りますが、戸外用は適当です。
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3小分けにして縛る
小分けにしたら、穂先からの長さが同じ場所で紐で縛ります。
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4長さを揃える
全体の長さを揃えます。
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5棒と組み合わせる
柄となる棒の周りに添わせます。
ポイントは、見えない部分もある程度長さがあること。
ちょっとしか上に出ていない状態だと、すぐに外れます。
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6針金で固定する
2~3か所を針金できつく固定します。
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7飾りつけ
針金を隠すように麻ひもや麻テープを巻きます。
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8完成です
ミニほうきの作りかた
1.2は同じです。
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3小分けにする
長さとボリュームが同じものを、いくつかにまとめておきます。
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4麻ひもで縛る
一束につき5~7巻したら、新たな一束をプラスしてグルグル巻いていきます。
そうすることで階段状の模様ができるとともに、ひとつにまとまっていきます。
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5紐の色を変えて遊ぶ
途中で麻ひもの色を変えたり、リボンを結ぶだけでも表情が変わって可愛くなります。
使用したもの
麻ひもが何色かあるだけで、グンと可愛くなります。
ワイヤーはこのタイプが力をこめやすくて愛用しています。
大きなコキアの場合、枝が相当固いので普通のハサミは無理です。剪定ばさみを使って下さい。
ほうきの柄は庭の木を選定したものを残しておいたり、そこら辺に落ちているものを拝借しています。
赤い色はどれくらいもつ?
戸外に置いた場合は2~3か月で茶色になっていきます。
室内で直射日光の当たらない場所なら、半年~1年はうっすらピンクのままですよ♡
ポイントと注意点
- 晴れて空気とコキアが乾燥しているときに作る
- 水分が残っているとカビるため、風が通る場所で保管する
- 室内で使用する際には、種をしっかりとったものを使う。
- 作業はコキアが硬かったり、針金を使ったりするため、ケガに十分注意してください。
今年もかわいいほうきができました。
コキアの種植えは春と書いてあるものが多いですが、わが家はほうき作りで種を落として翌年芽を出しています。
もしかしたら、今の時期に種をまくと春に出るのかもしれません。
作ったほうきは、庭の掃き掃除に大活躍してくれています。