ご縁を頂き、もみの木でできているバスマットを使わせて頂きました。
今までは珪藻土バスマットを使用していました。
吸収性がよくて気に入っていたものの、年数が経って角が欠けてきて、同じものを買おうか…と迷っているときのお声がけでした。
家の中に自然素材を増やしている途中でもあって、到着を楽しみにしていました。
届いたもみの木バスマットは、梱包にビニールが使われておらず、自然環境を大事にしている会社の理念を感じて好感をもちました。
もみの木の特色
もみの木には抗菌や消臭効果があり、調湿機能にも優れています。
もみの木からは「フィトンチッド」と呼ばれる物質が放出されていて、細菌や害虫を寄せ付けない成分が含まれているそうです。
お手入れ方法は、使用後に立てかけておくだけでOK。汚れが目立ったら、水で濡らして硬く絞った布巾で拭くだけ。

もみの木バスマットレビュー
バスマットには通常サイズ(60×45㎝)とSサイズ(45×30㎝)の2種類があるそうですが、通常サイズをお願いしました。
今まで使っていた珪藻土バスマットと比べると、重さは半分以下で軽さに驚きました。
珪藻土バスマットとの比較
右が今まで使っていた珪藻土バスマットで、通常サイズのもみの木バスマットと大きさはほぼ一緒です。
濡らした手を置いて、それぞれのマットの上に置いて乾くまでの時間を計ってみました。

もみの木バスマット

珪藻土バスマット
結果、珪藻土バスマットは3分半ほど、もみの木バスマットは30分ほどで乾燥しました。
乾燥する早さは珪藻土バスマットのほうが優秀ですが、珪藻土バスマットにはない魅力も感じました。
もみの木バスマットの魅力
- 触感が柔らかくて温かい
- 両面使えるので、次の人がすぐに使う場合にも対応できる
- 凸凹のある浮造り加工が美しい
- 薄くて軽くて場所をとらない

珪藻土などの製品に比べると、長期間にわたって調湿効果が持続するため、吸水力が衰えにくいそうです。
デメリット…まではいかないけれど、注意点も書いておきます。
ポイント
- 濡れると板が反る→立て掛けて乾燥すると元に戻ります
- 抗菌効果があるとはいえ、木材のため濡れた状態が続くとカビが生える可能性もある→早めにサンドペーパーでこする
表と裏、印象の違い
一枚のバスマットで表裏、違う印象があるのが工夫されている大きな点だなぁと感じました。
「MOMI no KI no」の刻印も可愛いです。
珪藻土バスマットは廃棄するとき、どうしようか…と悩んでいました。
木のバスマットなら経年劣化後は、細かくして庭に埋めたり、燃やすこともできるので安心です。
MOMI no KI no
MOMI no KI no(モミノキノ)の製品は、もみの木を使って住宅の内装材を提供している「ForestBankBRAND」という会社が運営しています。
製品を加工した際に出た余材を利用して、バスマットをはじめとしたもみの木グッズを作っているそうですよ。
バスマット以外にも様々な商品があり、わたしはもみの木の米びつやランチボックスが気になっています。
興味があるかたは、MOMI no KI no(モミノキノ)のBASEを覗いてみて下さいね。